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銅を溶かす


銅は、すでに鉱石から取り出された地金の形で、あるいは、スクラップのかたちでもたらされた。銅は、ます炉で溶かす必要がある。

飛鳥池工房では、地面に掘った小規模な炉が残されている。炉は、湿気を嫌うから穴を掘っただげでなく、べつに粘土を貼るなどして入念に築かれた。炉は、このほか、その痕を残しにくいが、地上にもつくられたであろう。炉の中には、炭を盛り、その上に坩堝を置いて、いよいよ火を入れることになる。温度をあげ、さらに、高温を維持するた送風施設の鞴がなくてはならない。


鋳物・鍛冶のはじまり 鋳型の制作 銅を溶かす
風を送る---
鞴(ふいご)
坩堝(るつぼ)の役割 梵鐘をつくる
鉄を鍛える---
鉄は熱いうちに打て
製品の仕上げ
種々の技術を駆使
注文の様子
木簡と木製ひな人形
廃棄物からわかること
大量の炭
木造建築と金属製品
---釘をつくる
鋳物・鍛冶の工人
飛鳥池工房の経営 飛鳥池工房の終焉
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