飛鳥地方には、古く4・5世紀に応神天皇や允恭天皇の宮があったと伝え、6世紀前半には、顕宗・宣化天皇の宮が造られた。しかし、この地方に次々と宮が造られるようになったのは、推古天皇の豊浦宮からである。宮は、初め天皇の住まいが主で、同時に政治の場を兼ねていた。天皇の代がかわるごとに移され、一代の間に2・3
移ったこともある。 国家のしくみが整うにつれて、中国の制度にならい、天皇の住まいのほかに多くの役所が宮の中に建てられるようになり、さらに宮の周囲に京(市外)が造られるようになった。
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