飛鳥資料館/高松塚/青 龍




青  龍


東壁青龍は、S字形の上半身から頭をもたげ、斜め左方(南西)を向いている。両眼を見開き、口を大きく開け、威嚇している。全身うろこに覆われ、胴体の後半部と頭には、火焔状のたてがみがある。なお、頭に、赤い首輪をしている。尾は汚れ、不明瞭であったが、赤外線写真によると、尾の先端をはねあげている。青龍の上方には日輪があり、13本以上の雲を表現した朱色の平行線の上に金色で表されている。朱色の平行線は、淡墨で下描きをしてから定規を使って引き、それに重ねて山岳を表している。

日  輪



|飛鳥の時代 |飛鳥の宮 |飛鳥の石 |飛鳥の古墳 |高松塚古墳 |飛鳥の寺 |飛鳥と万葉集|
高松塚古墳 Virtual Museum ASUKA HOME

|年表|索引|地図|

Copyright (c) 1995 ASUKA HISTORICAL MUSEUM All Rights Reserved.
Any request to kakiya@lint.or.jp
Authoring: Yasuhito Kakiya