春を待つ−その2 冬越しする葉っぱのお話 |
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秋に芽を出して寒い冬を乗り切る植物はに、ロゼットを作らないもの沢山あります。 このページでは、そんな植物たちも含めてご紹介しましょう。 |
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ハコベです。 1年草ですが、こぼれ種からは、季節を問わず新芽を出します。 もちろん、晩秋にも芽吹き、最近は真冬でも花が咲きます。 温暖化の影響でしょうか? |
キジムシロです。 多年草で、完全に枯れてしまうことはなく、ヘビイチゴのようにランナーも出さないので、ロゼット状の根生葉と言った方が良いのかもしれません。 |
色々な草が混じって分かり難いですが、セリの新芽です。 多年草で、秋にランナーを出し、節の所から新芽を出します。この新しい株が沢山出て、「競り」合っている様に見えることから、「セリ」という和名が付いたと言われています。 |
ホトケノザです。 秋に発芽し、早春から花を付ける代表格ですが、最近は真冬にも花が見られたりします。 |
ジシバリ(イワニガナ)です。 多年草ですが、これは我が家の庭に出てきたものなので、種が飛んだ1年目の新苗ですね。 この撮影の後、撤去されました。 (笑) |
ユキノシタです。 半常緑の多年草ですが、大株の葉は一度枯れ、新芽が出てロゼットの状態で冬越しします。これは、ランナーで増えた新しい株だと思います。 これも我が家の庭ですが、こちらは撤去されません! 差別?(^_^;) |
ノアザミのロゼットです。 多年草ですが、やはり新しく出た新芽で冬越しするようです。葉っぱの縁に鋭い棘があるのと、表面に毛が生えているのが特徴です。 |
ヨモギです。 多年草で、種でも増えますが、地下茎で増え、春先の新芽は草餅など、食用になりますが、冬の間から出てきているのは、春には硬くて食用には向かないでしょうね。 |
他にも、オオマツヨイグサやハハコグサ、タネツケバナ、キツネアザミ、ブタナ、 コウゾリナ、キランソウ、ビロードモウズイカなどロゼットで冬越しする植物は沢山あります。 ロゼットを作らないものにも、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、カタバミ、カラスノエンドウ、 などの1年草や、ムラサキサギゴケ、オオジシバリ、ヘビイチゴのような多年草で 冬越しする小さな葉っぱが、見られるものがあります。 冬の散策の時に、道端をキョロキョロして探してみるのも、楽しいのではないでしょうか? |
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