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            | ランタナ(シチヘンゲ) クマツヅラ科ランタナ属
 2004.10 生駒市
 | ランタナ(シチヘンゲ) クマツヅラ科
 2004.10 生駒市
 | ランタナ(シチヘンゲ) クマツヅラ科
 2004.10 葛城市・新庄町
 | ランタナ(シチヘンゲ) クマツヅラ科
 2004.10 葛城市・新庄町
 | ランタナ(シチヘンゲ) クマツヅラ科
 2004.10 葛城市・新庄町
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            | ランタナは、学名のカタカナ表記。 シチヘンゲ(七変化)は、咲き始めから咲き終わりへと、花の色が変化することから付いた名です。
 色々な変化の状態が集まったので、ちょっと並べてみました。
 | これは、左の花と同じ株の、咲き始めから少し過ぎたもの。 かなりオレンジになっています。
 この株は、これ以上赤くはなりません。
 | これは、別の株です。ちょっと違う園芸種だと思います。 蕾が赤みを帯びていますね。
 それで咲き始めが黄色。
 | 左の株の、中間段階です。 | これがほぼ咲き終わり。 こんなに赤い色になるのです。
 
 色という組み合わせの花もあります。
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            | オオアワダチソウ 又は セイタカアワダチソウ キク科アキノキリンソウ属
 2003.10 北葛城郡・広陵町
 | セイタカアワダチソウ キク科アキノキリンソウ属
 2004.11 京都・伏見港公園
 | どちらも、「アワダチソウ(アキノキリンソウ)」の近縁で、大型であることから、このような名が付いています。さて、何故左の写真の植物名には「又は」が付いているのでしょうか? | オミナエシ(女郎花) オミナエシ科オミナエシ属
 2004.7 生駒市
 | ハハコグサ(母子草、ホオコグサ、オギョウ) キク科ハハコグサ属
 2003.4 生駒市
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            | オオアワダチソウは、明治時代に観賞用として北アメリカから渡来し、栽培されていたものが野生化しているそうです。 高さは、1〜1.5m、花がセイタカアワダチソウより大きいそうです。
 セイタカアワダチソウのように、雑草としての害はありません。
 イギリスに旅行に行った時、きちんと手入れされた庭園の一角に、よく似た花を見ました。
 雑草というより、野性的で、風情がある、という感じでした。
 | セイタカアワダチソウは、北アメリカ原産の大型(2〜3m)の帰化植物です。渡来時期ははっきりしませんが第2次大戦後に急激に広がり、根から他の植物の生育を阻害する物質を出すため、一時はススキの絶滅が心配されたこともありましたが、最近少し下火になってきています。 花粉アレルギーの原因と言われたこともありますが、風媒花ではないので、関係はありません。
 ちなみに、この写真は最近撮ったので、葉っぱを触ってざらついているのを確認しています。背丈は2m弱でした。
 | 実は写真を撮った時、オオアワダチソウを知らなかったのです。 左の写真のは草丈1m程でしたから、オオアワダチソウかとも思ったのですが、夏に草刈りをしたところのは、あまり育たないようなので、決め手にはなりません。
 花の大きさといっても、両者を比べないと分かりません。
 一番の決め手は、葉っぱです。
 毛が生えていてザラザラするのがセイタカアワダチソウ、オオアワダチソウの葉には毛がないので、ザラつかない。しかし、今となっては...。
 
 | 御存知秋の七草ですが、これは7月に撮影したものです。 初夏から咲き始める園芸品種だそうで...。
 白い花の咲くもう少しごつい感じの「オトコエシ」に対して、優しい姿から「オミナエシ」なのだそうですが、この「エシ」の意味は不明だそうです。
 | 日本各地の畑地、路傍、畦などに生育する1年草です。 茎や花が毛羽立った様子から「ほほけるくさ」ということで、「ホオコグサ」と言われていたのが、「ハハコグサ」に変化したものと言われています。「母子」は当て字で、意味はないとのこと。
 春の七草の「ゴギョウ」は正しくは「オギョウ(御形)」で、この植物のことです。
 蓬を使う以前はこの草を草餅に入れていたようです。また、花を煙草の代用にしたこともあり、全草の煎じ薬は咳止めや去痰剤になるそうです。
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            | コメツブウマゴヤシ マメ科ウマゴヤシ属
 2005.4 飛鳥
 | コメツブツメクサ(キバナツメクサ) マメ科シャジクソウ属
 2003.4 生駒市
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            | ヨーロッパ原産で江戸時代に渡来し、野生化している多年草です。 マメ科ですからよく見ると沢山の豆の花なのですが、かたまって一つの丸い花のように見えます。
 果実が米粒のようで、馬肥やしと言うのは、同属の「ウマゴヤシ」同様牧草として良好だからだそうです。
 全草に毛があるのと、果実が腎臓型なのが特徴なのですが、果実は見たことがありません。
 花は黄色で目立つのですが、花が終わると目立たない植物だからでしょう。
 属が違うコメツブツメクサとは、この毛があるかどうかと、果実の形が違うことくらいが、区別の手がかりというくらい、よく似ているようです。
 | ヨーロッパ、西アジア原産で明治時代後期に渡来したと言われる1年草です。現在、日本各地の路傍、空き地に見られます。 シロツメクサと同属で、米粒のように小さいから「米粒詰草」です。
 実は、牧野図鑑にはコメツブツメクサは載っていなかったので、コメツブウマゴヤシとして、この写真を紹介していたのですが、
 よく見ると、葉っぱには毛がないようなので、コメツブツメクサとしました。今後、果実の形が楕円形でこれもコメツブウマゴヤシとの区別になるそうなので、きちんと探してみようと思っています。
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