房咲きの花の3ページ目です。
エゾミソハギ
ミソハギ科ミソハギ属
2003.7 奈良県・下つ道
ヤナギラン(柳蘭)
アカバナ科アカバナ属
2004.8 霧ヶ峰
アジサイ
ユキノシタ科アジサイ属
2002.6 生駒市・長弓寺
ピメレア・ロゼア
ジンチョウゲ科
2004.4 宝塚ガーデンフィールズ
ペンタス(クササンタンカ)
アカネ科ペンタス属
2004.7 藤井寺市
「蝦夷ミソハギ」で、北海道に多いから。
「ミソハギ」は「禊萩(ミソギハギ)」から来ているのだそうです。
「ミソハギ」は仏花として栽培される...と、牧野植物図鑑にありました。
そう言えば、お盆のお迎え火を消す時に、この花を水につけて、それで消しますね?地方によって違うかも。
本州北中部、山地の日当たりの良いところに生育し、伐採や山火事の後に群生することが多いそうです。
葉の形が、柳に似ていて花が蘭に似ているから「柳蘭」です。
御存知紫陽花です。
青・紫のイメージが強いですが、土の酸度によって色が変わり、ピンクがかった花が咲く、というのは有名ですね。
紫陽花については、解説ページをもうけてありますので、そちらをご覧下さい。
園芸植物で、詳細は分かりません。 東熱帯アフリカ〜アラビア半島が原産の園芸品種です。
山丹花というのは、中国南部からマレーシアが原産の低木で、これはその中まで多年草なので、「クササンタンカ」という和名が付いています。
スィートアリッサム(ニワナズナ、ニオイナズナ)
アブラナ科ロブラリア属
2004.4 宝塚ガーデンフィールズ
ケイトウ(鶏頭)
ヒユ科ケイトウ属
2004.10 枚方市
ノゲイトウ(野鶏頭)
ヒユ科ケイトウ属
2004.9 明日香村
コバノランタナ
クマツヅラ科ランタナ属
2004.10 枚方市
ユズリハ(譲葉)
ユズリハ科ユズリハ属
2004.4 奈良市
地中海沿岸が原産の香りのとても良い花を咲かせる草です。暖地では秋まきにすると早春から花を付けますが、寒地では春に種をまいて夏から秋にかけての花を楽しみます。
花の形がナズナに似ていることから、日本名は庭ナズナとか、匂いナズナと呼ばれます。
英名のスィートアリッサムは、かって「アリッサム属」に分類されていたからですが、今は「ロブラリア属」に訂正されているそうです。
白い花のものもあります。
撮影日がずれたので、別ページになってしまいましたが、1ページ目に掲載した「房鶏頭」同様熱帯アジア原産の園芸品種です。
鶏の鶏冠部分は花軸が退化して鱗状に広がったものだそうで(よく解ってません)
兎に角花は鶏冠の下の部分に小さいのがぎっしり付いています。
野生の鶏頭という意味の名前です。
原産地はアメリカ大陸で、学名に「argentea」と付いているので、多分アルゼンチン辺りでしょう。
江戸時代には渡来していて、時には庭に植えられたりもするようですが、名前の通り関東以西の道端や空き地に自生しています。
南米が原産の小低木。よく塀の上から枝が垂れ下がるように植えられていますが、普通の「ランタナ」との違いはこの、枝の形です。
「コバノ」というのは、「小葉の」で、ランタナより少し葉が小さいからです。
ほとんどがこのようなピンクなのですが、偶に白い品種のもあるようです。
本州、四国、九州の山地に自生しますが、庭木としてもよく植えられる常緑高木です。
枝先に赤っぽい柄を持つ、厚手で細長い葉っぱを多数付けるのが特徴で、この葉を新年の飾りに用います。
常緑樹ですから、新しい葉っぱが出る時に古い葉が落ちるのですが、この入れ替わりが目立つことから、「ユズリハ」の名が付いたそうです。
雌雄異株で、花の名前をクリックしてアップ写真を見ていただくと分かるのですが、これは雄株です。
サクラタデ(桜蓼)
タデ科イヌタデ属
2007.11 明日香村
石神遺跡
水辺に生える多年草で、根茎を地下に延ばして増えるという特徴があります。
長い穂のものは写真が撮りにくいので、写真のものは短いですが、この数倍の長さの穂を出して美しい花を付けます。
ピンクの花がサクラのようだから「桜蓼」です。同属の中では花が大きく美しいのですが、これも花びらは無く、萼です。
シロバナサクラタデ」は似ていますが少し小形の花です。
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