よーく見ないと花の形が分からないもの...です。(^_^;)アイマイ
最近視力の低下しているネコですから、視力の良い方には形が分かるかも...(^_^;)
房状や固まりになって咲くものは、6のグループに入れました。
色の区別の場合と違って、ここでは両方のグループに入れるというようにはしていません。
アメリカフウロ
フウロソウ科
2003.5 大阪市
ヤブガラシ(ビンボウカズラ)
ブドウ科
2003.6 大阪・石切
カテンソウ(花点草、ヒシバカキドオシ)
イラクサ科
2004.4 奈良県・談山神社
ヌカボタデ(糠穂蓼)
タデ科
2004.8 霧ヶ峰
ミズヒキ(水引)
タデ科
2004.8 葛城・鴨都波神社
北アメリカ原産の1年草です。昭和初期に京都市伏見区深草で初めて見つかったそうですが、今では日本各地の路傍や空き地に見られます。
フウロソウの仲間では花が小さい方で、同じようなところに生育するゲンノショウコの半分くらいの大きさです。葉も、細く切れ込んでいるので区別が出来ます。
熱帯アジアに自生するものだそうですが、日本でも至る所...大抵は荒れた空き地のフェンスなどに絡んでいます。
藪を枯らして繁殖することから「ヤブガラシ」「ビンボウカズラ」はこれが茂ると他の植物を枯らし山林が荒れて家が貧乏になるからだそうです。
本州、四国九州に分布し、低地から山地の林縁や林の中の湿った所に生育する多年草です。ランナーを出して増えるタイプなので、群落のような形で生えています。
カテンソウの意味は不明とのことですが、イラクサ科の中では抜群に可愛い花をつけますから、こんな名前になったのではないでしょうか?
湿地や田の中に生える1年草で、高さは30cm程と、この中までは小さい方です。花穂も1〜3cmと短く花数も少ない地味なタデです。
花穂の上の花が小さいので、糠にたとえて「糠穂蓼」だそうです。
北海道から九州の、山地や低地の林縁、林の中、路傍などに生育する多年草です。高さは50〜80cmになり、長い花穂に疎らに小さい花をつけます。花の色は、マクロ写真でも良く分からないかもしれませんが、上が紅色で下半分が白なのです。ミズヒキの名は、このような長い花穂と花の色からきています。
ハゼラン
スベリヒユ科
2004.8 生駒市
キョウガノコ(京鹿子)
バラ科
2004.6 鎌倉市・光則寺
ムラサキシキブ
クマツヅラ科
2004.6 鎌倉市
コムラサキシキブ
クマツヅラ科
2003.6 大和郡山・薬園八幡神社
中南米が原産地の1年草で、明治の始め頃に日本に入ってきたものらしいです。
「ハゼラン」の「ハゼ」は花が散乱して咲く様子から来たのではないか、ということですが、確かではありません。
小さな花なのに、草丈はかなり高く、60cm位になります。
よって、葉っぱと花を同時に写真に撮るのは非常に困難!
葉っぱはこんなのです

実は、タキイのカタログに載っていた「クサハナビ」だと思って、載せていましたが、「クサハナビ」は葉っぱが細くて沢山付いているので、「ハゼラン」ではないかと、P.Saphaireさんから情報をいただきました。
ありがとうございました。
観賞用に庭園に植えられる多年草です。牧野博士も「自生しているのはみられない」と書いておられるので、出自は不明。
名前の由来は、花の姿を京染めの鹿子絞りに見立てたものだそうです。
茶花としても良く用いられ、白花をつける品種もあるとか。
紫色の美しい実を付けることから「紫式部」の名前が付いています。
1.5mから2m以上にもなる樹です。
この写真は、1.5m位の幅の川の向こうにあるのを撮ったもので、こちら側の川岸が高くなっていたので、少し上から撮っている感じです。
花の名前をクリックすると、拡大写真が見られます。
「ムラサキシキブ」の小さい物なので「小紫式部」なのですが、紫式部とよく混同されているようです。
一般に、庭木として植木屋さんで売られている物は、ほとんどがこの「小紫式部」です。最大で1.5m程にしかならないので、それ以上の高木だったら紫式部ですが、若木や剪定で小さく仕立てたものということもあるので、区別は...難しいです。萼が4つに割れているのがコムラサキシキブ、5つがムラサキシキブだそうです。
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