花びらの形が揃っていて、小さい花のグループです。
一輪挿しには6輪以上入れないと見栄えがしないもの。
一応、視力が0.6位あれば、花の形が分かるもの...思いっきりアバウトです。
あ、もちろん眼鏡をかけての視力で、OKですよ...視力検査じゃないですから近づいてもOK。
ボケ(木瓜)(カラボケ、カンボケ、ヒボケ)
バラ科ボケ属
2004.3 生駒市
ボケ(木瓜)(カラボケ、カンボケ、ヒボケ)
バラ科ボケ属
2004.3 明日香村
ウメモドキ
(オオバウメモドキ)
モチノキ科モチノキ属
2003.9 生駒郡平群町
ガガイモ
ガガイモ科ガガイモ属
2003.8 大和郡山市
クフェア・ヒソップフォリア
ミソハギ科
2004.5 浜名湖花博
中国原産ですが、古くから渡来して観賞用に栽培されています。
落葉低木ですが2mくらいにはなるようで、幹がすべすべで、棘状の小枝があるのが特徴。
「木瓜:モッカ」が、転化して「ボケ」になったそうです。
花色はいろいろで、これは、紅色の花を付けるので「ヒボケ」と呼ばれます。や紅白の花を付ける「サラサボケ」などがあります。
中国原産ですが、古くから渡来して観賞用に栽培されています。
落葉低木ですが2mくらいにはなるようで、幹がすべすべで、棘状の小枝があるのが特徴。
「木瓜:モッカ」が、転化して「ボケ」になったそうです。
花色はいろいろで、これはピンクですが、紅色、、紅白の花を付けるものなどがあります。
高さが数mになる落葉樹で、普通山の湿った所に生えますが、庭木としても植えられます。
花は小さいですが、赤い実がなって綺麗だからです。
これは空き地のフェンスにからみついていましたが、他の植物に巻き付いたりする、蔓植物です。
葉っぱはハート形で、切ると白い汁を出します。
種は白い絹糸状の毛があって、綿の代用として用いられたこともあるようです。
中米原産の小低木、つまり草花のようですが、木なのです。
園芸品種で、「メキシコハナヤナギ」という和名が付いていることくらいしか分かりません。
白花種もあります。
ゲンノショウコ(ミコシグサ)
フウロソウ科フウロソウ属
2004.9 生駒市
ヒメフウロ(姫風露)
フウロソウ科フウロソウ属
2003.5 鎌倉市
イボクサ(イボトリグサ)
ツユクサ科イボクサ属
2003.9 明日香村
ニワゼキショウ(庭石菖)
アヤメ科ニワゼキショウ属
2005.5 明日香村
イヨフウロ(伊予風露、シコクフウロ)
フウロソウ科フウロソウ属
2005.8 箱根湿性花園
各地の路傍、荒れ地、山野に普通に見られます。
下の方の葉は5つに、花の近くでは3つに大きく割れて、縁は丸みを帯びます。
花色は変異が多く、このピンクの他に、白もあるのですが...まだお目にかかってません。
ピンクは西日本に、白は東日本に多いのだそうですが、混在することもあるとか。
昔から全草を干して、下痢、腹痛、便秘などの民間薬として用いられてきました。飲むとすぐ効くから、「現の証拠」だそうです。
日本では本州、四国の山地の岩場に生育し、伊吹山とか剣山でよく見られる草です。
これは、お寺の庭に植えられていたものなので、山野草として園芸店で売られているのでしょう。
小型のフウロソウの仲間だから、「姫風露」、全草に塩を焼いたような匂いがあるので、「シオヤキソウ」と呼ばれることもあるそうですが、匂いには気付きませんでした。
細かく羽状に分かれた小葉が集まったような、複葉が特徴です。
本州以南の水田や溝、湿地に見られる1年草です。
この草の汁をつけると、疣(いぼ)が取れると言われることから、「イボクサ」と呼ばれるそうです。
花びらの大きさが5mmほどの、小さな花で1日で咲くのは1日限りです。
北アメリカ原産の多年草です。明治中期に観賞用として渡来し、今では野生化して、本州以南の路傍などによく見られます。
庭に生える「石菖(サトイモ科)」に似た葉の植物ということで付いた名だそうです。「石菖」の写真はありません。m(_ _)m
花色は、写真のようにピンク色のものから、ブルーのもの、紫がかったもの、白いものと色々あります。
四国、山陽地方、和歌山県と大阪府の境界の山に生えるフウロソウで、夏に直径2〜3cmのピンク色の花をつけます。
四国地方で最初に採取されたので、名前に伊予とか四国とか、地名が付いています。
撮影場所は箱根ですが、これは「湿性花園」という植物園に植えられていたもので、箱根には自生しないそうです。
宿根カスミソウ:レベンス・トバイ
ナデシコ科
2003.11 宝塚ガーデンフィールズ
カスミソウ:ガーデンブライド
ナデシコ科
2004.5 浜名湖花博
クリンソウ(九輪草)
サクラソウ科サクラソウ属
2004.5 浜名湖花博
サクラソウ(桜草)
サクラソウ科サクラソウ属
2004.2 奈良市
シバザクラ(芝桜)
ハナシノブ科フロクス属
2004.4 京都フラワーセンター
切り花でお馴染みのカスミソウですが、切り花に使われるのは1年草のものです。
これは、宿根カスミソウなので、多年草です。
原産地は共にヨーロッパで、宿根カスミソウの仲間は、1年草のものが咲き終わる頃から花をつけます。
この「レペンス」という系統のものは、草丈が低いので、切り花には向きません。
これも草丈の低い宿根カスミソウの仲間です。
花博に出品されていた園芸品種なので、詳しいことは分かりません。
花の名前をクリックすると、マクロ写真が見られます。
北海道、本州、四国の山地の渓流沿いの草地などに生育する、桜草の仲間です。
花の付き方が、五重塔の九輪を思わせるところから、クリンソウと名付けられたそうです。
花の季節は普通6〜7月だそうで、これは花博会場で5月2日に撮影したもの。あまり咲いていませんでした。
ごく普通の桜草です。
元々は野生の宿根草で、今でも原野の湿った草原が残っているような所では、自生しているそうです。
江戸時代の中頃から栽培が行われ、色々な品種が作られてきました。
凝った品種を綺麗に鉢植えで並べる、というのも良いでしょうが、この写真のようにさりげなく、石の間に咲いているようなのが素敵だと思います。
芝のように広がって、桜のような花が咲くから「芝桜」という名が付いています。モス・フロックスとか、花ツメクサとも呼ばれる、定番のグランドカバー植物です。
原産は北アメリカ東部。
花の色は、以前は白とピンクだったのですが、紫やブルーもあり、今では無いのは黄色くらい!
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