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ヒゲナデシコ(アメリカナデシコ、ビジョナデシコ)
ナデシコ科ナデシコ属
2004.5 浜名湖花博 |
カワラナデシコ(河原撫子、ナデシコ、ヤマトナデシコ)
ナデシコ科ナデシコ属
2002.6 飛鳥歴史公園 |
セキチク(石竹、カラナデシコ)
ナデシコ科ナデシコ属
2004.5 浜名湖花博 |
シレネ・コロラタ
ナデシコ科シレネ属
2004.5 浜名湖花博 |
宿根フロックス(クサキョウチクトウ、オイランソウ)
キョウチクトウ科キョウチクトウ属
2002.6 生駒市 |
新緋車という園芸品種の美女撫子です。
江戸末期に渡来したヨーロッパ原産の多年生植物で、アメリカから渡来したのではありません。舶来=アメリカっていう感覚だったようです。
萼の下にひげ状の小包というのがあることから、ヒゲナデシコ。カラフルで美しいので、園芸店などでは「ビジョナデシコ」として売られていることが多いようです。 |
秋の七草のナデシコがこれです。
可憐な花の様子から「撫子」と呼ばれ、河原撫子というのは、河原に良く生えるから、だそうですが、河原だけでなく、広い範囲の山野などに自生します。
ヤマトナデシコというのは、セキチクを「カラナデシコ(唐撫子)と呼んだことから、それに対して「大和撫子」と言ったものだそうです。」
薄いピンクが普通ですが、白花もあります。 |
写真の物は常夏という名の園芸品種ですが、かなり古い時代に中国から渡来した多年草で、中国から来たから「唐撫子」とも呼ばれていたようです。
セキチクは、漢名の「石竹」を日本読みしたもの。
河原ナデシコとの区別は、花びらの縁の切れ目の深い物が河原ナデシコ、切れ目が浅く、開花期が少し早いのがセキチク。 |
ナデシコ科シレネ属の園芸品種で、ロックガーデンや花壇の下植に使われます。
この仲間は、ヨーロッパ原産で、茎や葉に縮れた毛が生えていて、触るとちょっとベタつくような感じがあります。
シレネという属名は、酒の神バッカスの養父「シレネス」から来ているそうで、この仲間には粘液性分泌物を出す物が多く、泥酔して泡を吹いている様子...なのだそうです。
白花もあります。 |
フロックスの仲間は、1年草のものも園芸用に沢山出回っていますが、これは北米原産の多年草です。
花がキョウチクトウに似ているので、「クサキョウチクトウ」だそうですが、「オイランソウ」の由来は、はっきりしません。
高さが1m位になって、初夏から秋口まで咲き続ける丈夫な花ですが、「日当たりと排水の良いところを好む」と園芸の本に書いてあるように、ネコは最初これを、コニファーの下植にして失敗しました。白花もあります。 |
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ゼニアオイ(銭葵)
アオイ科ゼニアオイ属
2003.5 大阪市 |
ツキミソウ(園芸種)
アカバナ科
2003.5 大阪市 |
ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草)
アカバナ科
2004.5 浜名湖花博 |
インパチェンス(アフリカホウセンカ・八重咲き)
ツリフネソウ科ツリフネソウ属
2003.6 生駒市 |
インパチェンス(アフリカホウセンカ・八重咲き)
ツリフネソウ科ツリフネソウ属
2003.6 生駒市 |
ヨーロッパ原産の2年草で、渡来したのはかなり古く、こぼれ種から育つ丈夫な草花です。
春から夏にかけて種が落ちたところに苗が育ち、冬を越して翌年の初夏に開花します。
名前の由来は、花の形からとも、種の形からともいわれ、はっきりしていません。
でも...この花「銭」に見えますか? |
北米原産で園芸用に栽培される二年草です。
「オオマツヨイグサ」を「月見草」と呼ぶのは誤りである...と牧野図鑑には書いてあります。
花弁が白くて夕方開花するのを夕月にたとえて「月見草」と呼んだのだとか。
渡来したのはかなり古いそうですが、野生化することもなく、一時は見られなくなっていたそうで、最近また「ワイルドフラワー」という混合種の中に入っていて、あちこちで見られるようになりました。 |
月見草の昼咲き種。
園芸用に改良されたものでしょうが、昼の月??
写真の物は、浜名湖花博の会場に植えられていた物で、
「ワイルドフラワー」の混合種に入っている物に比べると、背が低くて、花が大きいようでした。 |
熱帯アフリカ原産の宿根草ですが、寒さに弱いため、日本では一年草扱いしています。
写真の物は、最近で回るようになった八重咲き種です。
アップで撮ると、まるで薔薇の花のような、豪華な花です。 |
左の写真の物と同じ品種の色違いです。 |
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トウオガタマ(唐招霊)
モクレン科
2003.5 生駒市 |
キョウチクトウ(夾竹桃)
キョウチクトウ科
2003.6 大阪・石切 |
マルヴァストルム
アオイ科フヨウ属
2004.5 浜名湖花博 |
ペラルゴニウム
フウロソウ科テンジクアオイ属
2004.5 浜名湖花博 |
ニチニチソウ(ビンカ、ニチニチカ)
キョウチクトウ科カタランツス属
2004.9 生駒市 |
中国原産で、明治初期に渡来しました。
甘いバナナのような香りの花を咲かせるので、水を張った器に浮かべて、香りを楽しむことが出来るそうです。
白っぽい黄色の花が元の色のようですが、これは「赤花」という園芸品種です。
近縁種の「オガタマノキ」は古くから神事に用いられ、神社の境内に植えられています。 |
インド原産の常緑樹です。
夾竹桃は漢名で、葉っぱが細くて花が桃に似ているからというのですが...。
緑化樹として、工場地帯とか高速道路の路肩や分離帯に植えられることが多い丈夫な樹木です。
芳香があるそうなのですが、植えられている場所が悪いからか、あまり感じたことがありませんね。
一重咲きと八重咲き、半八重咲きとがありますが、写真のは八重咲きです。
白花と、黄色系の花があります。
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名前の「マルヴァストルム」は属名「Malvastrum」をカタカナにしたもの。
「葵に似たもの」という意味だそうです。
「Malva」という属名はゼニアオイなどの属名なのですが、花の形はあまり似ていません。
園芸品種で、手持ちの園芸百科にも載っていないので、これ以上の詳細は不明です。 |
ペラルゴニウムは「Pelargonium」で、これも属名です。
ちょっとややこしいのですが、園芸品種のゼラニウムも「Pelargonium属」で、「Geranium:ゼラニウム属」ではないのです。
「Geranium属」は日本名では「フウロソウ属」で、アサマフウロとか、ゲンノショウコなどが、この仲間です。
南アフリカ原産で、古くからヨーロッパで品種改良されてきました。日本に入ってきたのは明治中頃だそうですが、当時はあまり人気がなかったとか。
花色は沢山あるのですが、写真は白と紫のものがあります。もっと小さいものもあります。 |
西インド原産の一年草です。
真夏の花壇の定番。
毎日新しい花に咲き代わるので、ニチニチソウとか、ニチニチカと呼ばれていますが、最近は学名を呼び名にするのが流行っているので、「Vinca rosa」からとった、「ビンカ」という名前で園芸店に列ぶことが多くなりました。
白花もあります。 |