2005/12/12 (Mon)

ギーちゃんは待っていた。

昨日の夜、伊藤比呂美の朗読イベントに参加。
そのあと雪がふってた。

10年くらい、教科書のように読みまくった伊藤比呂美の本体を見るのははじめてで、さらにサインももらった。
サイン会とかは、気の効いたことが云えなくて、いつもガックリする。(余談)

本題だけど、伊藤比呂美は、自分にとってしっくり来るという文章を書くひとでもあり、勝手に人生の先輩だとおもっている。
若いころの詩は本当に、バイブルのようによみまくって、暗記力のわるいわたしでも、何筋が云えたりするくらい、すき。

で、オバチャンになっちゃっているけど、やっぱりすきなタイプになってた。
開放型というか。
でもするどい。

なんとなく懐かしい感じのするひとだった。
体型が母親似なのかな。

それから今日もイベントがあったので、さっさと職場を出た。
え〜もう帰っちゃうの?と同僚1に云われたけれども、同僚2には若いんだからいろいろあるのよ、と。
若いんだからと云った、同僚2も、まさかすきな詩人(しかも♀)のイベントに行くとは予想も付かなかったとおもう。

今日はトーク。
同僚の詩人♀とのトーク。

昨日のイベントでの質問コーナーでは質問できなかった(弱虫)けれど、今日は思い切って質問した。
「どこがすきなのかよくわからないけど、すごくすきなんですけど(とかなんとか)、また若いころとはちがって、オバサンになっても、すごくすてきだなーと(とかなんとか)、さっきおっしゃっていたように、たぶん自己肯定のあたりがキーになってるとおもうんですけど(とかなんとか)、伊藤さんみたいに素敵なオバサンになるには、どうしたらいいのですか?」

みんなからは笑いが出たけど、結構深刻な問題なのだ。
それから結構真剣にすきなのだ。たとえば伊藤比呂美という文字に敏感に反応するとか、すごいんだから。

 1) 苦労する。
 2) すきなことをえらぶ。
 3) 自分のことを好きだとかたりかける。

以上、伊藤比呂美からの回答。

回答もすてきだとおもった。
そしてすごくありがたいコトバでした。

昨日のサインは自分のためにもらったので、今日は妹の分をもらってきた。
「とげぬき」というタイトルの本を書いているという話もしていたので、いま巣鴨に住んでいるといおうとおもったけど、云い忘れてしまった。

そんなもんだ。
やはり何かと共通点があり、だからこそしっくりくるんだなぁ、とおもった。

そして。
会場には、やはりこっちもしっくりくるところである田中美津もいた。
勇気をふりしぼって、田中さんですよね?と話しかけました。
えーどうしてわかった?写真でわかった?と聞かれ、なんて云っていいかわからず、小柄でそうだ!とわかったと答えてしまった。
田中美津は、でかそうにみえるけど、本当は小さいと記述してある何かを読んだことがあるので。

ちなみに田中美津は、ウーマンリブのころのすごい人なのだ。
過去に過激なウーマンリブのひとたちとか、いまえらそうなことを云ってるひとたちとは違って、その世界から足をあらいいまは鍼灸院をやっているのだ。

伊藤比呂美も田中美津も、いろいろたいへん(←ここ重要。ボヘーっとはしてない)だけど、自分のきもちとかからだとどう付きあって行くか、とかゆったりのんびり身の丈で自分の生活を実践しようとしているひと。

あたしもそうなりたい。

今日は大変満足したので、ギーちゃんちへよっていく。
ギーちゃんはまっていた。
羽のところ(全部はねだけど、特に羽とおなかのあいだ)に指をつっこんで、なでなですると、くびをかしげてキモチよさそうにしてきた。
ギーちゃんは♂らしいけど、ギーちゃんもきもちいいこととか、ゆったりできることとかを大切にしているのかなーとおもった。

すごくきもちがよい、一日だった。



2005/12/05 (Mon)

ああ、気になる眠れない。でも寝るけど。

今日仕事で車に乗った。(夜)
普段歩いている都心の散歩道を車で通りかかったので、すばやく探した。
何をか。

ギーちゃんって鳥。
ギーちゃんは、キバタンという種類の大型の鳥。
ある場所にギーちゃんは生息(飼われて)している。

車で通りかかったもんだから、ギーちゃん寒さどうかしら?とすばやく見た。
鳥かごがいつものように外になく、ちょっと心配になった。
ギーちゃんはオーストラリア出身の、暑さにも寒さにも強い鳥なハズなのに!
さらにギーちゃんは60歳まで生きるという長寿の鳥なのに!

もしかして死んじゃったのではないだろうか?!と、はっきり云ってすごく心配。

こないだギーちゃんのところに行ったときに、ギーちゃんの重要な頭の羽を1枚もらった。
11月2日くらいの日記にも書いたけど。
あれがギーちゃんからあたしへの、遺言だったら、どう解釈していいのかわからん!!
明日ギーちゃんちに寄って、確かめるまでは、安心できない。



2005/12/01 (Thu)

ひのたま!

いや〜いいものみてしまった!

火の玉をみました、さっき。
いま帰宅したところなんだけど、家に入るまえに、西のほうから火の玉が!!
空に。

なんて説明したらいいんだろうか。

私はぼさ〜っと東から西へ、ウチの前の細い道(大家の私道で車一台が通れる)を空を見ながら歩いていました。
今日もほどほどの星だなぁ、と。

ほしたらばよ。
飛行機か、花火かと思える明るさがシューっと飛んできた、こっちに向かって。
最初飛行機の軌跡かとおもったけど、ふにゃふにゃしてる。
花火かと思ったけど、こんな時期、こんな時間にあるわけないし、はじけない。

約8秒くらい。

だんだん近づいてきて見てたら、火の塊が流れているではないか、頭上の手前を。
20mくらい上だったかな。15mくらいかな。
だんだん火のかたまりも少なくなってきて、ボスボスという火の燃え尽きる音とともに、流れてなくなってしまった。
頭の上くらいで。

火の塊、もしくは火の玉としか言いようのないものでした。

ウチに入って、何人かに電話(ひとりは妹、もう一人は同僚、もう一人は元天文少年の同僚)したけど、錯覚?とか寝ぼけてた?とかしか云われなくて、さらに残念だった。

そのとき近くに誰もおらず、なんだったんだろ〜と確認もできず。
ネットで調べてみると、火球というものらしいです。

要は、流れ星だったんだな。
どっからかきた。
すごいね。縁起がいいのかな。

ご報告でした。



2005/11/06 (Sun)

またもや大掃除。

ハフー。
寝るか食うか本読むか掃除してた。この週末。
念願のタンスを購入し、すべての服が入れ物(タンスだけでなく)に入り、さらに分類まで出来てしまった!
これで何がドコ入ってるのかわからなくなることはなくなるであろうし、洗濯して乾いてたたんですぐ仕舞える場所があるということだ。間違わずに仕舞える!すばらしい!!

収納が多い割には、クローゼット機能がゼロの古い物件だからしゃーない。
さらにお片づけが不得手なのだから、たまに一念発起してやるしかないんですわ。

ちなみに購入したタンスはこれです。
http://www.rakuten.co.jp/hinodekagu/5206...
ゲンタ心をくすぐるこのごちゃごちゃの色合い、オタク心に火をつけるカスタマイズ。
というのも半間しかない二段の押入れにあう大きさのものって無いんだよ。
本当に苦労した。ネットじゃなければ探せませんね。

本を整理する前に、また服がごちゃごちゃになってるんではないかと、トホ。


ところで土曜の夜に、県人会なるものに行った。
高校のときの友だちの整体の先生がフクスマ出身で、その繋がりで10人くらい。
なかなかおもしろかった。
その中に、格闘技プロの人がいて今度みんなで応援に行くことになった。
キビタンの横断幕つくって。
キビタンhttp://www.pref.fukushima.jp/list/kibita...



2005/11/02 (Wed)

365日中200日くらい。

正確に数えてないけど、2005年の国会はイヤに長かった。
K内閣が支持されているけど、いいんかね。みんなが望むならいいんだけど、別に。

特別国会とやらは、フツーは数日で終わるのに、今回はやけに長かった。
選挙で与党がすごい勝ったおかげでやっちまえることはやっちまおうと。
普段ならば、お盆前まで通常国会。そのあと秋から臨時国会がフツーなんだけどさ。
今年は本当に長かった。
まじへとへとだよ。

後半(10月末)はいろいろあったので、日記も更新できなかったけど、休みの日には動物園行ったり、キーボードを買ってみたりしてピアノの練習をはじめたりしたのだ。
以前のように、仕事に没頭できないんだよね、期待されていない分。
ホメて育てるじゃないけど、期待して裏切られたとか云われてシゴトしたほうが、いっぱいできることがわかりました。
ほどほどでいいや、まあいい。

多摩動物園では、マレーバクのあかちゃんがうまれて。
その赤ちゃんっていうのは、ウリの子みたいでまだら模様ですごくかわいいのです。
生まれて、一般公開されてからすぐに行ったので、四本足で立ってるけどよちよち歩きでとってもかわいかったです。

それから今日は神保町のギーちゃんのきいろいところ(あたま)のはねを一枚もらっちゃった!
ほんのしおりにしよう!

実は金曜も休むことにしたので、連休はゆったりします。



2005/10/09 (Sun)

突如掃除。

今日(土曜)は半分シゴトみたいなもんで外出。
帰宅後、納豆冷奴をたべ(最近ブーム)ボサーっとしてずいぶん経った。
ほいでさっき位から、突如掃除を始めてしまいました。

というのも、カブご夫妻と今生の別れをしてから、なんとなく部屋をキレイにする意味がなくなった気がしてたのです。
あいつらうるさかったけど、あたしにとっちゃあ、やっぱり同居人だったんだな。

というのも、こないだ土の中がモゴモゴしていて、そこから赤ちゃんが出てくるという夢をみたのでした。
あたしに赤ちゃん!ってなことは無いので、んじゃ妹か?などいろいろ考えてみたが…。

何の意味があるか特に調べもせんかったけど、同僚に話したら「それはかぶとむしだ!」といわれた。
そういえばこないだ、カブ夫妻を染井霊園に埋めたし、夢でみた赤ちゃんは男の子だったのでした。
あ〜トム氏♂だったんだなぁ〜と、勝手に。

同僚に云われるまで気が付かなかったあたしってちょっとトム氏に悪いなぁ〜と思ったり。
まあ一人っきりの冬をむかえるにあたって、模様替えもいいだろう、と。



2005/10/04 (Tue)

森のお姫様(あたしが主役)

土曜から北海道へ飛び、妹の結婚式へ。

あたしの実家に帰ったら居るし(妹と彼はウチの実家に帰省してたりする)、家族全体が大人になった分、あたらしい人材っていうのは有難いものです。
大人になっていくうちに話題も減る(ような気がする)ので、闖入者の存在は話題に事欠かないので、場が持つ感じがする。
って意味わかるかなぁ、うまく表現できないなぁ。

ヘンなねぇちゃんで通っているあたしなので、これといって気を遣うこともなく(というかあたしと妹の彼は同い年なので)、さらに男慣れしていることもあって(厳密にいうと人馴れ)新しい人材に拒否反応をしめすわけでもなく、なんとなく家族の一員になっていたりする、すでに。

カンケイが広がってめんどくさいというよりか、人がどんどん死んでいく分、増えるのは本当に有難いことだ。

妹の彼の両親にも気に入られ?ひとまず安心。
対外的には、人見知りキャラではなくオバチャンキャラで通しているので、受け入れられやすいのがあたいのお得な部分だ。

ただ一点気がかりだったのは、職業が思想信条的に受け入れられるかどうかというところだった。
だが妹の彼の両親の家でとっている新聞が、セーフだったので安心した。
一応あたしのボスのキャラクター商品を持っていったけれども、嘘かまことかカワイイといってつけてもらえたので(つけなくてもいいのに!あたしすらつけてないんだから!)案外うれしかった。
すぐはずしていいよ〜!!本当に。だが嘘でも有難いことです。

妹の彼には妹がいて、結果的にあたしが最年長にランクインされたので、これまた引け目をかんじられずにすんでよかった。

式のほうは池付きのコテージでこじんまりと身内だけの教会式をあげたので、案外たのしかった。
ロケーション的にもたいそう立派で、森!という感じで、貧乏人の妹がよく探したな、さらにそれだけ結婚式をたいせつに思っていたんだなぁと、家族中で感心してしまった。
もしどなたか、北海道で挙式したいひとがおらっしゃいましたら、ご連絡を。

妹に「おねぇちゃんは結婚しないだろうから、好きな服着ていいよ、ウエディングドレスでも可」と言われていたので、ちょっくらかわいい服をあつらえて、森のお姫様みたいになってしまった!!
こっそり教えてしまおう。ここでオーダーメイドしました。http://www.coume.jp/



2005/09/25 (Sun)

同居人がゼロになってしまった。

我が家の同居人、カブご夫妻があの世へ行ってしまった。

先週の火曜の朝、♂のトム氏(本名はトムでした)が弱りきっていて、帰宅したらぜったい死んでる!という瀕死の状態だった。
案の定帰宅したら、ご自慢のおツノをアミアミにクイとはさみ、絶命していた。ベッドの方向を見て。
目はまだキラキラしていて、だけれども、生きているときよりも少し、軽くなっていた(感じ)。命の重さってやつだな。
なかなかええ子だったなぁと。かわいらしいというか、愛嬌がありました。
身体もつやつやで、夜中にはバタバタ暴れていて、それでいて朝あたしが出勤となると、土にもぐっておツノだけをだして寝ていた。
いやがらずにあたしの手の上に乗ってきたし、ピーとかかすかにしゃべってたし。
帰宅しても張り合いがあって、寝ているときも、ガサゴソしているのがちょっと気になって、心配になってハッと起きてしまったり。

ほいで24日のお昼に、染井霊園に埋葬に行ってきました、雨の中。
先代のカブ夫が眠っているので、その近辺にお墓を作ろうとおもったら、ほかのかぶとむしの死骸がおいてありました。
仕方がないので、一緒に埋葬。
トム氏ともう一匹の名無しを一緒に埋めて、彼岸花の球根も埋めてきました。
放置されていたかぶとむしは、トム氏の2/3しかなくて、トム氏のご立派さをかんじました。

よくみればそこ、金魚の石みたいなものも散らばっていたり、かぶとむしの土みたいなモミガラがふさふさなっていたりしたので、小動物の墓地になっているかもしれないでした。
染井霊園はなかなか広大な敷地なんだけど、小動物を埋めようと思うのは、一緒のところなんだな、案外。

とげぬき地蔵で買ってきた1把50円のお線香をお供えして、前日伊香保で採取してきたどんぐりや栗なども並べ、瓦みたいな、植木鉢のカケラみたいなのを墓標としました。

来年の秋には、彼岸花が咲くことでしょう。

先代が死んだときには、到着したら死んでいたので、なんの思い出も彼の個性も知れずにお別れになってしまったので、めちゃくちゃ悲しかったけど、トム氏の場合、トム氏の個性やドンくささ、もてなさなどなど、いろいろとよみがえってくるものがあり、ひと夏をありがとう!と云いたい。

あたしゃ休みがない夏だったけれど、トム氏のおかげで夏を満喫できた。
ほんとうに、有難い。

トムを埋葬して帰宅したら、キャビィが裏返しになっていた。
おてんば娘のくせに、なに?!とゆすったり、こすったりしてピクリと3回ぐらい動いたっきり、動かなくなってしまった。
ここ数日、だいぶ涼しくなってきていたので、キャビィともさよならするときが間髪いれずに来てしまった。

雨がざーざー降っているし、すぐトムのところへ行かすのも、なんだかかわいそうなので、来週の暖かい日にトムの元へ連れて行くことにする。

かなり寂しい秋が、わたしのもとにやってきました。



2005/09/19 (Mon)

近況など。

今日は三連休の最終日だ。洗濯と睡眠と読書で一日がすぎる。
もう夕暮れ、ひぐらしが鳴いている。

ひぐらしの音を聞くと『どうぶつの森+』が蘇える。
あーずっとやってないな。
河童のカッペイの歌には涙が出るな。
データは残ってるハズだけど、あの村の扉を開けるには、いろんなことがありすぎた!
脱線。

ところで土曜には上野動物園へ行ってきました。
ミナミコアリクイのココ♂がめあて。
だけどメキシコ娘のシュアンシュアン(パンダ)のどべっとした図体http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/...と、ヤマアラシ睡眠中のアホ面と、ニシローランドゴリラの思索っぷりに魅了されました。

ミナミコアリクイのココ(子ども)には人だかりが出来てたけど、本家オオアリクイのところはだーれもいない。
なんだか敷地も粗末な感じがして、とてもさみしい。
あたしは上野動物園、および東京都建設局に抗議したいね、アリクイの件では。
ついでに子ども対象のイベント多すぎ!大人だって参加したい!!

シュアンシュアンがメキシコに帰るのは、繁殖が成功しなかったためなんだけど、なんとなくリンリン♂とかシュアンシュアン♀に同情しちゃったね…

そして、日曜は仕事。
今日はぐーたら。

明日は仕事か。
やだな…。



2005/09/11 (Sun)

あ〜ホントくたびれた。

選挙態勢で、メッチャ疲れた。
毎朝毎晩、あっち行ったりこっち行ったり。
ボス同行はなかったので、ちょっとは楽だったけど。
都議選はあるは、通常国会はお盆前まで延期になるわ、国会閉会前は忙しくなるっちゅうのに、解散だわ、もうなんか本当に疲れた。

この稼業は季節労働めいたところがあって、山小屋で働くペースが身にしみた私はちょうどええと思ったのに、去年の夏の参院選から休んだ気がしない。

選挙が終わって特別国会が始まるが、なんだかややこしいことになってるみたいで特別国会が長引きそう。
そしたらすぐ、臨時国会かなー。
あーやだーぁ!!

今日は夕方に選挙に行き(もうひと眠りするつもり)選対に張り付きだ。
あたしが行ってもしゃーないのにな。

みなさん、選挙行った?



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