古事記は、和銅五年(712)正月二十八日に、元明天皇に献上された、とその序に記されています。
序によれば、天武天皇が「諸氏族が持っている帝紀および本辞は、もはや真実と違っていて
虚偽を加えている」と聞き、その誤りを改めなかったら数年のうちに本旨がなくなるだろうから、
虚偽を正して後世に伝えよう、と企画したのが始まりです。舎人である稗田阿礼に誦み習わせたものの
天武天皇の崩御で中断。その後元明天皇が太安万侶に命じて続行した、ということです。
歴史書というよりは、ここでは「物語」としての古事記を楽しみたいと思っています。
関西的古事記訳 | 古事記を関西弁で現代語訳しています。 | |
古事記系図 | 上つ巻系図 | 天之御中主神から神倭伊波礼毘古命(神武)までの系図 ※スサノヲ、オホクニヌシなど詳細系図もあります |
中つ巻系図 | 神武天皇から応神天皇までの系図 ※各天皇の詳細系図・御陵のページにリンクしています |
|
下つ巻系図 | 仁徳天皇から推古天皇までの系図 ※各天皇の詳細系図・御陵のページにリンクしています |
|
古事記神名一覧 | 準備中です |
基本書は 『古事記』 西宮一民 校中 (新潮日本古典集成)