春を待つ−その1 ロゼットのお話 |
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木枯らし一番が吹き、紅葉も週末を迎えると、植物も冬姿になってきます。 今回は、そんな冬姿の植物についてのお話です。 ロゼットという言葉をお聞きになったことがあることと思います。 ロゼットって、一体なんでしょう? 植物図鑑の用語解説には、 「地表面付近にあるごく短い茎と、それから出てほぼ水平に広がった多数の葉とからなる集合体」 と書いてあります。 八重咲きの薔薇を連想させることから、「rosette」という名が付いていて、越年草(越冬1年草)などの 冬越しの姿として見られるものです。 「越年草」と書きましたが、皆さんは「二年草」という呼び名の方が馴染みがあるかもしれません。 園芸の分野では「二年草」と呼ぶようですが、植物学では「越年草」というのです。 では、実際のロゼットを見てみましょう。 いずれも、植物名をクリックすると関連ページに飛びます。 |
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次のページでは、ロゼットを作らない植物もご紹介します。 |
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