キクの花、およびそれに似た花のグループ2ページ目です。
ハルジオン(ハルジョオン)
キク科ムカシヨモギ属
2003.4 奈良県・葛城古道
ヒメジョオン
キク科ヒメジョオン属
2002.5 奈良市
シロバナタンポポ
キク科タンポポ属
2007.5 明日香村
タカサブロウ(高三郎)
キク科タカサブロウ属
2003.9 明日香村
ハキダメギク(掃溜菊)
キク科コゴメギク属
2003.11 明日香村
北アメリカ東部原産の多年草で、非常に繁殖力が強い...「好ましくない雑草」と、珍しく牧野博士は嫌っておられます。
白からピンクと花は可愛いのですが...。
ヒメジョオンに似ていますが、茎が空洞で、蕾が垂れ下がるのが特徴。
葉の形も花に近いところは似ていますが、根元に近い方に菊のようなギザギザは少なく、茎を巻いています。
これも北アメリカ原産で、明治維新前後に渡来したのだそうです。
ネコも長い間間違えていましたが、「ヒメシオン:姫紫苑」は別の植物で、これは「姫女苑」だそうです。
ハルジオンと違って、茎は中空でなく、蕾が垂れ下がることはありません。
根元に近い葉は、菊らしいギザギザのもので、茎を巻くことはありません。
関東地方から西に分布する多年草で、道端などで見られます。
タンポポに似ていますが、葉っぱはタンポポのように、地面にべったり広がらずに、立ち上がるものが多くて、色も薄くて軟らかいところが違います。
世界中の暖地に広く分布する1年草で、すごく面白い名前なのですが、語源は不明だそうです。
水田や畦、湿地、溝の縁など湿ったところに生えます。
また、乾燥した空き地などに生える「アメリカタカサブロウ」という第二次大戦後に帰化したものもあるそうです。
熱帯アメリカ原産で、大正時代に渡来したと言われ、関東以西の本州、四国、九州に主に分布していますが、最近では東北や北海道の一部にも広がっているそうです。
都会近郊のゴミ捨て場や路傍に生育し、畑地では群生して雑草となります。
ゴミ捨て場で初めて発見され、そのような場所に生育するので「ハキダメギク」です。
頭花は、舌状花ともに極小さいものです。
アレチノギク
キク科イズハハコ属
2003.8 磯城郡・川西町
バイカカラマツソウ
キンポウゲ科
2004.2 大阪・咲くやこの花館
南アメリカ原産で、1890年頃に渡来し全国に広がった1年草です。路傍や空き地に非常に多く蔓延っていましたが、最近では後から渡来した「オオアレチノギク」に押されて、減少してきているそうです。
違いは、オオアレチノギクが1〜2mになるのに対して、30〜60cmと小型なこと、頭花(舌状花の集まり)が黄色みを帯びていることで区別出来ます。
キンポウゲ科のカラマツソウという亜高山帯に生育する植物の仲間らしいのですが...。
名札には名前しか書かれていなかったので、それ以上のことは分かりません。
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