花びらの形が揃っていて、小さい花のグループ2ページ目です。
ナス科の花を並べるところから、スタートです。
ワルナスビ(悪茄子)
ナス科ナス属
2004.11 京都・伏見港公園
イヌホオズキ
ナス科ナス属
2003.8 大和郡山市
ホオズキ(酸漿)
ナス科ホオズキ属
2004.7 東京都
タマサンゴ(フユサンゴ)
ナス科ソラヌム属
2003.5 生駒市
センナリホオズキ(千成酸漿)
ナス科ホオズキ属
2004.8 奈良県・葛城古道
ヨーロッパ原産(牧野図鑑)または北アメリカ原産(日本野生植物館)で、1907年頃に牧草と混じって千葉県に入り、全国に広まった多年草です。
繁殖力が強く、棘があるため除草が困難で畑地や牧草地で害になるため「悪」と付いたそうです。
確かに全草棘だらけ!
可愛い花ですが、萼にもしっかり棘があります。
後ろにちらっと、まだ緑の実が写っていますが、熟すと黄色になるそうです。
こちらは同じナス科なので花や葉の形は似ていますが、全く棘はありません。
花びらが反り返るところが、少し変わっています。
実は熟すと黒くなります。
極小さい花の所に収録してありますが、ワルナスビとの比較でここに載せてみました。
解説ページが出来るまでの、仮住まいです。
同じくナス科で花も葉も似ていますが、花びらの筒状に繋がった部分が多くなっています。実の方は萼にすっぽり包まれていて見えないのが大きな違いです。
熟した時の色は赤です。
浅草のほおずき市が有名ですが、これは文京区の「とげ抜き閻魔」のほおずき市で買ったものです。
茎に、方言で「ホオ」と呼ばれるカメムシが付くので「ホオズキ」だそうです。
漢方では地下茎を乾燥させて「酸漿根」と呼ぶのだとか。
ブラジル原産の低木で、観賞用に庭木として植えられます。
花も可愛いですが、実も丸くて綺麗です。
名前は実の色や形から来たものです。観賞用の庭木です。
実は、オレンジから赤です。
こちらは、花も葉も少し形が違います。
ホオズキの方が近くて、花の先のくびれは更に小さく、五角形に見えます。
実が萼に包まれているのも、ホオズキと同じですが、熟しても緑のままです。
これは、極小さい花に収録しています。
ツルハナナス(蔓花茄子)
ナス科
2003.10 生駒市
ツルハナナス・斑入り(蔓花茄子)
ナス科
2004.5 浜名湖花博
ユスラウメ
バラ科サクラ属
2007.4 飛鳥川
園芸用の蔓性植物で、詳細は不明です。
紫色の花のもあるらしいです。
こちらは、同じツルハナナスの斑入り葉品種です。 中国原産で、日本に渡来したのは古く、庭園樹として植えられています。
茂った枝葉が少しの風でも揺れやすいので、「ユスラウメ」という名が付いたという説もあるようですが、牧野博士は「枝を揺すって果実を落として穫るので、この名が付いた」と考えておられるそうです。
赤く熟した実は、生食出来ます♪
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