以前は日本の至る所で見受けられた茅葺きの屋根も,最近では材料の減少や専門の職人不足、その後のメンテナンスの困難さや現代における建築工法との相性問題などから、急速に減少しています。
　しかし、私たちの心象風景に焼き付いた茅葺き屋根の、その風情だけでも現代の建築に残そうと、景観上実物と遜色のないF.R.P.製の屋根構造材を考案しました。
　実用新案特許取得済みです。　

この3枚の写真はF.R.P.製のパネルです。

建物の形状に合わせて成形されたパネルを屋根部に貼り付けると茅葺き風の屋根が出来上がります。

F.R.P.成形によるリアルな質感とともに、新築から古屋風まで、多彩な表現が可能です。

また、本物の茅葺き屋根に比べ、耐火性、耐久性に優れています。

一般の建築物からアミューズメント施設等の屋根まで、幅広い利用が考えられます。

造形工房 垰 では、制作から施工まで行っています。