秋の彼岸花旅行
(2004/9/13〜16)
飛鳥へ通いだして2年半、いつの時からか
「飛鳥で彼岸花を見たい!」
という気持ちが高まってきました。
今回、やっと念願かなって、一面彼岸花の赤い飛鳥に
行くことが出来ました♪3泊4日の旅のうち、
飛鳥へ行ったのは15日でした。
まず、9月13日は、大阪・野中寺に行ってみました。
ここの弥勒菩薩像の台座には「中宮天皇」という文字があるそうです。
一般公開は毎月18日にされているそうです。
そして古市の古墳を歩き、
ヤマトタケルの墓といわれている白鳥陵に行ってみました。
古市駅を出てしばらく行くと、「日本武尊御陵参拝道」
という道が見つかります。この整備された道を歩いていくと
突然視界が開け、巨大な古墳が目の前に現れました。
白鳥陵の墳丘の長さは190mで、前方後円墳です。
築造年代は古墳時代後期と考えられています。
日本武尊が、白鳥に姿を変え、琴弾原を経由し、
古市に飛来したことが日本書紀に書かれており、
それが白鳥陵の由来だそうです。
(写真は河内の古墳群からみた二上山です)
14日は、室生寺・長谷寺に行ってみました。
室生寺は、高校の修学旅行の際、一番最初に行った
寺です。奈良初上陸は室生寺だったので感慨深いです。
行き方は、近鉄大阪線の室生口大野からバスです。
2000年に復興完成した五重塔を見るのは今回が初めてでした。
五重塔までの道にも所々彼岸花が咲いていて、本場(?)飛鳥の彼岸花が楽しみでした。
今回は、奥の院まで行ってみました。数えてみると約400段の階段!
でも、上りより下りのほうが足ががくがくして大変でした・・。
そして長谷寺へ。室生口大野から二駅の長谷寺駅で降り、しばらく住宅街の中を
歩きます。長谷寺は初めてだったので、その大きさや長い登廻に驚きました。
また、しばらく行ったところにある本堂から見える五重塔が綺麗でした。
(写真は→室生寺の塔と、塔まで行く間に咲いていた彼岸花↓です)
15日、ついに飛鳥へ上陸です!
飛鳥へ通うこと2年半、ついに彼岸花の飛鳥に出会えました♪
橿原神宮前で自転車を借り、一路東へ。
飛鳥坐神社には、新しい建物が建っていました。
ここでは恒例になったお多福のお守りをゲット♪
その後、飛鳥寺で大仏さまを拝みました。
入鹿の首塚には彼岸花がいけられていました。
入鹿を主人公にした宝塚の
「飛鳥夕映え」を見たばかりだったので感慨深かったです。
そして久しぶりに酒船石を拝んでみました。
お酒を造っていたとか、薬を調合していたとか
言われていますが、こんな高台にこんな不思議な形を
した石があるのが本当に不思議でした。
そして石舞台には白い彼岸花がありました♪
さらに石舞台を過ぎると鮮やかな赤が目に飛び込んできました!!
お昼は、古代米御膳を食し、橘寺へ。
ここにはあふれんばかりの彼岸花!!!
彼岸花のある赤い飛鳥、想像以上に素敵でした。
さらに亀石へ行くと、脇のほうに少しだけ
彼岸花が咲いているのが、ちょっとだけ着飾っているみたい(?)
で綺麗でした。
そのまま北上し、橿原神宮前駅で自転車を返し、
歩いて橿原神宮へ行き、拝んできました。
彼岸花の季節に飛鳥に来られたことを心から
感謝しました。
16日は名残惜しみながらも東京へ帰るだけの日に
なりました。
(写真は橘寺前の彼岸花↓と亀石の脇の彼岸花↓)
旅日記に戻る
更新日:2004,10,27