阿閇皇女・元明天皇 日本根子天津御代豊国成姫天皇(第43代) ・父:中大兄皇子(天智天皇) ・母:姪娘(遠智娘の同母姉妹) ・兄弟:御名部皇女 ・夫:草壁皇子 ・子:氷高皇女(元正天皇)珂瑠皇子(文武天皇)吉備皇女(長屋王妃) 689年:草壁皇子薨 707年:子・文武天皇崩御 母として阿閇皇女即位、元明天皇 710年:平城京遷都 711年:蓄銭叙位法を定める 712年:『古事記』完成 714年:首皇子、立太子 715年:元明天皇譲位、娘の氷高皇女に(元正天皇) 720年:『日本書紀』完成 721年:元明上皇崩御(61歳) 阿閇皇女は讃良皇女の異母姉妹。 血縁的にも近く、草壁皇子の妃としても最適だったと思われる。 讃良皇女が期待していた草壁皇子が亡くなり、子の珂瑠皇子が 皇位につくが25歳の若さで亡くなる。その後を引き継いだのが 母である阿閇皇女であった。 飛鳥から奈良への都を遷したのはこの元明天皇の代である ことはあまり知られていないのではないか。 |