![]() 大阪歴史博物館があります。このときは「トルコ三大文明展」 が開催されていましたが、これは東京都美術館で拝見済 なので、ここの目的は常設展です。古代・中世・近代に 分かれています。十階の古代の所は、釆女などの宮廷 に仕えた人たちが人形で再現されており、 古代にタイムトリップしたような気がします♪ 展示は大阪難波の歴史です。 特に後期難波京には元正女帝がいたので かなり興味深かったです! 大阪歴史博物館を出ると道路をはさんで向かい側に 「難波宮跡」があります。大極殿などが石段で再現されて ある広大な公園になっています。 孝徳天皇の頃の前期難波宮跡と、 聖武天皇の頃の後期難波宮跡があります。 前期は難波長柄豊碕宮跡と考えられています。 後期は、神亀三年(726年)に藤原宇合を責任者 として造営されました。 その後、天平十六年(744年)に皇都と定められます。 聖武天皇が転々と都を変えていた頃のことです。 ![]() 地下鉄谷町線で移動します。 四天王寺前夕陽ヶ丘駅から徒歩五分ほどで四天王寺が見えてきます。 朱塗りの伽藍があります。 四天王寺の創建は推古天皇元年(593) と伝えられています。 しかしそれぞれの建物が綺麗なのは、再建されてから四十年ほどしか経っていない から だそうです。 五重塔の内部には階段がついていて上部まで 登れます。 四天王寺で一番古い建物は江戸時代に作られたという 六時堂です。 昼夜6回 にわたって 諸礼讃をするところから六時礼讃堂の名が あるとのことです。 おんだ祭り飛鳥坐神社にて五穀豊穣・子孫繁栄を祈るおんだ祭り。奇祭としても有名です。 毎年二月の第一日曜日に行われます。 ![]() 朝十時ごろから翁や天狗のお面をかぶった 若者がささらでお尻を叩きにきます。 老若男女構わず容赦なく叩かれます!(>_<) これは穢れを払うためです。 でも翁や天狗が暴れれば暴れるほど 良い年になると言われています。 ![]() まず第一部では、宮司さんによる 五穀豊穣の祈願がなされます。 拝殿の中央に祭壇を設け、献饌ののち 祝詞が奏されます。 ![]() 次に天狗と翁と牛男による 農耕儀礼が行われます。 翁は農夫の役で畦切りの所作を行います。 そして天狗は牛の手綱を取って 田を鋤く動作をします。 途中牛が壇から落ちたり、さぼったりして 観客を笑わせます。 翁や天狗も思い出したように暴れます。 ![]() 第二部では天狗とお多福のお面を被った役者さんが 婚礼の儀を行います。 翁が仲介を務め 結婚初夜の儀式が行われます。 「種つけ」の儀式が終わると「ふくの紙」 が群衆に撒かれます この紙を手に入れられた人は余ほどの 幸運だと言われます。 |