8月4日(日)近鉄大阪線で桜井駅まで向かいました。 |
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大神神社天気はそんなに悪くはなかったです。 雨は降っていませんでした。てくてくまっぷを取り、それに沿って歩きました。 てくてくまっぷによると、山の辺の道とは
しばらく歩くと右前方に三輪山の美しい姿が見えます。初瀬川を渡ると ここら辺は海柘榴市(つばいち)と呼ばれているところです。 |
古代、東西南北の陸路や難波への水路が集まる重要な市であった。 今は海柘榴市観音堂がひっそりたたずんでいる |
大和「一の宮」。 背後の三輪山を御神体とする式内社で、伊勢神宮、出雲大社と並ぶ 日本で最も古い神社の一つといわれる |
崇神天皇が天照大神を祀った社とされている。 天照大神が伊勢神宮に移されたため、ここは元伊勢とも呼ばれている。 三輪山をご神体とし、境内には鳥居があるのみ |
石上神宮石上神宮前というバス停で降り、 随分と坂を登ったところにありました。 石上神宮は一応、山の辺の道の最終地点です。 石段を上がっていくと赤い建物がありました。 石上神宮とは
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二上山に沈む夕陽6時少し過ぎてちゅんたさんが迎えに来てくださった。 まず二上山に沈む夕陽が見えるスポットに連れて行ってくださいました。 二上山に沈む夕陽が見えるスッポトはたくさんあるようです。 ちゅんたさんの車は曲がりくねる畑の坂道をすいすい登っていきました。 所々で車が停まっていました。 しかもその人たちが皆二上山に沈む夕陽を見に来ているのだと思うと驚きでした! でも、今日はあまり期待できそうにないようでした。 雲が厚く垂れ込めていて夕陽が見えそうにありませんでした。 甘樫丘・豊浦展望台・豊浦寺さらに進むと地図があって「豊浦展望台」という表示がありました。 地図によるとひたすらまっすぐ一本の道が通っていて、分かれ道を左に曲がればいいらしいです。 坂道は結構きつく、長さもありました。 しばらくすると視界が開けて休憩所みたいなところに出ました。左に豊浦展望台の矢印が出ていました。 豊浦展望台に着くと、大和三山が一望できました。 そして・・・ ←畝傍山の後ろにはなんと二上山が!!それだけでかなり興奮していました。 朝日に煙る二上山の美しいこと!!そうか、畝傍山の後ろにあるんだ、と思いました。 蘇我馬子・蝦夷がここに邸宅を建てたわけがわかりました。建てたくなる理由もわかりました。 大和が、飛鳥が、明日香が一望できるのです!実に見晴らしがいい! 展望台にあった地図にはなんと法隆寺も書かれていて、うまくいけば法隆寺も見えるのかもしれない、 と思いました。 桜井・飛鳥 |
山田寺跡 | まず向かったのは山田寺跡だった。『茜さす』でなつみたちがいっせいに向かっていったところだ。 山田寺らしきものは狭かったがその裏に山田寺跡の復元されたものがあって、開けていた。 遮るものがなくてひたすら暑かった。 |
妙法寺 御厨子観音 |
ももづたふ 磐余の池に 鳴く鴨を 今日のみ見てや 雲隠れなむ 大津の歌碑がある。池の跡だったそうであるが、今は一面の田で、それらしき形跡が 見当たらない。 大津の命日、10月3日には法事が行なわれるらしい。 |
藤原京跡 |
藤原京跡の前を走る道路の向かいに池がある。 そこに大極殿がうまっているかもしれないらしい。藤原京跡からは二上山がすぐ近くに見えた。 これで怨霊信仰があったら相当怖いだろうな、と思った。それくらい近い。 |
敏達天皇訳語田 幸玉宮推定地 | それが桜井の春日神社だ。 大津がここの宮を譲り受けたのではないかといわれているらしい。 |
キトラ古墳 | 随分と遠いところにある。 藤原京の南を守る位置であるという説もある。行ってみるとやはりシートがかぶさっていて中は良く見えない。 思ったより高いところにあり、上っていくのも大変そうだ。 |
岡寺 | 自転車では無理といわれていた急な坂道をちゅんたさんの車は すいすいと登っていった。 途中にある坂の茶屋がちゅんたさんお勧めの店らしい。 岡寺の五重の塔からの眺めは最高だった。ただ岡寺は5時半には閉まってしまうので ここからの夕焼けを期待することはできないらしい。 |
加夜奈留実神社 | 祭神は加夜奈留美命。 皇極天皇が南淵で雨を祈ったとされているのだが、その南淵のさらに上流にある。 明日香村栢森(かやのもり)という所だ。 |
女渕 | 明日香の秘境だ。 女渕は大きな看板があってすぐに見つかったが、男渕が見つからなかった。 女渕では、一度車を出て階段を降りた。川に沿って上流へ行くと滝らしきものが見えた。 川のそばだからか少しは暑さが和らいでいるような気がした。 |
冬野墓 | 畑の方向へどんどん進んでいった。途中ヤギがいるところがあった。 この冬野墓は、亀山天皇の皇子、良助親王の墓と伝えられている。南北朝時代のものであろう。 |
飛鳥稲淵殿跡 | 今は駐車場になっている。明日香からは随分と離れている。 ここに中大兄皇子に関するものがあるということは明日香を随分広く使っていたのだろうということが伺われる。 |
鳥谷口古墳 | 午後は当麻の方へ。二上山に向かっているということがたまらなく嬉しかった。 鳥谷口古墳に上がった。大津の墓がほぼむき出しになっている。 石棺がそのまま見えているのも珍しいのではないだろうか。罪人ゆえだろうか。意外に小さい。 中を覗き込めるようになっていて、生々しくお墓を感じることができる。大津・・。 |
当麻寺 | 前回は通り過ぎただけだった。今回初めて入った。 外には、中将姫の像があり、お堂の中では、説明の音声テープが流れていてわかりやすかった。 |
飛鳥坐神社 | 思ったより狭い気がする。奥のほうは暗くてさすがに少し怖い。 ここには良縁に効くという福守りがある。 |
みるく工房 飛鳥 | お馴染みの「のむヨーグルト」と「飛鳥の蘇」を買った。 明日香に来たときにしか味わえない贅沢だ。 |
あすかの湯 | あすかの湯まで送っていただいた。 あすかの湯は18種類もある温泉だ。結構にぎわっていた。 深夜2時までやっているので夜行バスまで時間をつぶすにはちょうどいい。帰りは、 あすかの湯からタクシーを呼ぶと、「あすかの湯にいます」というだけで ものの5分ほどで来てくれた。八木駅はあすかの湯を出て左にまっすぐに行き、右に曲がったところだった。 |
大和八木駅 | 大和八木までは約10分。880円だった。 夜行バスは、出発の22時10分にならずに7分くらいにはもう八木駅を出た。 |
東京着 | 朝6時30分。新宿着。予定より15分くらい遅い。夜行バスはこれで4回目(往復2回)だが、一番良く眠れたと思う。 着くまでしばらく外を見ていた。東京に帰ってきたんだ!と思った。雑然とした東京。懐かしいということではなく、 やっとゆっくりできるという思いだけがあった。 それにしても車から降りるあの瞬間が嫌いだ。 ゆったりとしたところから放り出される寂しさ。これがなんとも耐えがたい。 瞬間的に一緒になった人がばらばらになっていく・・。 皆それぞれの旅をしているのだな、と一番思うときだ。 |
愛猫のいる家 | 7時半ごろ家に着いた。 愛猫ヒメ(オス)は棚の上で寝ていた。最近の癖だという。 行く前にはそんな癖はなかった。 |
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