憧れの地「鎌倉」
山口で生まれ育った私にとって、鎌倉は、憧れの地の一つでした。
中学生の頃、鎌倉の地図の入ったかわいい缶ペンケースを持っていました。
地図が好きで、ただ見つめているだけで、その場所を自分が旅している夢を見ていたのかもしれません。
けれども、いつか行って見たい、この目で見てみたい、この足で都大路を歩いてみたい、と思い続けていました。
源頼朝が何故、京からあのように離れ土地に都を開いたのか、私には理解できませんでした。
今でも、わからないのですが…。
何の因果か(笑)、結婚して神奈川に住むことになり、鎌倉まで日帰りで、電車で1時間もあればたどり着けるところに今尚住んでいます。
海の見える都。
京や奈良とは違う、どちらかと言うと男性的な?町という印象を受けました。
もっともっと時間があったら、深く歴史を読み直したいな、と思っています。
PHOTO/七里ガ浜/Misana
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