琵琶湖バレースキー場・モーグルスランプ脱出!
カービングモーグル戦闘モード
2004年1月19日
やっと琵琶湖バレースキー場のシーズン券を使いに琵琶バにやってきました。
1月11-12日に白馬五竜・八方尾根にスキーサークルとは違うメンバー13人ほどで
行ったきたのですがスキーサークル(皆さんも速いから目の色を変えてかっ飛ばさないと
おいて行かれる(汗))とは違って肩の力を抜いて一人で滑る時よりも
ペースダウン気味で滑れたのと斜面のコブの間隔が間延びしていていたので
自然といいコブの基本練習ができたのもあって
やっとカービングモーグルの感触がつかめて来た気がしたので
今回はそのまぐれ的にできたカービングモーグルを
なぜできたかを考察して念願のカービングモーグルをものにしようと
行ってきました。
ショートターンする時、いつもターン事に雪面から弾かれる反発力を
一定に保てずにいて苦戦してたんだけど
板の先端を中心に意識させてターンさせる事を強く意識して
練習してたのでまだ未完成だがじゃじゃ馬だった板が
かなりおとなしくなってくれたんだが
この技術もコブに大きく貢献する事になったんであろう。
某基礎スキーヤー系スキーサークルの方曰く、
コブの技術を大まかに5段階に分けると
・0こけまくり
・1横滑りでなんとか降りてこれる
・2板をコブに当てて降りてこれる
・3板を廻して降りてこれる(スキー検定1級の一つ上のテクニカルプライズのレベル)
・4板を縦に入れて降りてこれる(0〜4まではスキッディングターン)
・5板を切って降りてこれる(カービングターン)
となるみたい。
まぁ、基礎スキーヤーから見た見地によるとそれも確かだと思う。
ただ、あくまで基礎段階を分類したもので応用編となるさらにこの上にいろいろ出てくると思う。
スキー検定においてもコブを攻略するには多少なりとも
恐怖感に打ち勝つ度胸がいるから基礎スキーヤーはコブが難しく
スキー検定でもコブの技術は高く評価されてるのでしょう。
ここ琵琶湖バレーにはスノーパークもあってジャンプ台などもあるんですけど
ジャンプ台のスケールが小さすぎて面白くないので
未圧雪コースへ。
しかし、天候不良で見えない為にかっ飛ばして滑れない。
圧雪コースにもくりだすが俺の中でソワソワするものが・・・。
モーグラー(コブ好き)の血が騒ぎ出した!
ホーライゲレンデのリフト横の上部は人口モーグルコース(斜度は20度弱)。
ラインはカービングモーグルのラインで溝が刻まれている。
下半分は自然コブでスキッディングのラインで溝が刻まれている(傾斜は32度)。
モーグルの必勝法はコブの頂点を越えた所から溝にむかっていく過程において
いかに早くスキーの先端を下向きに落とし込んで曲げた膝をどれだけ速く伸ばして
コブの後ろに加圧していけるかがキーポイントとなる。
コブの頂点を越えた所で意識的にスキーのテールをジャンプさせて
先端から雪面に接触できるように最初はトライしてみた。
なにがなんでもスキーの先端から接雪させる。
するとそれまでコブに弾き飛ばされそうになってたのが
一気に板がコブに吸い付いたかのようにおとなしくなった。
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人口モーグルコースの攻略
人口モーグルコース、実は今まで一気に滑り降りれた事が無かった。
カービング系のラインの溝ではスキーの先端の先落としができなかったので
暴走してコースアウトしていたんだけど、
今回やっと暴走せずに一気に滑り降りれて久々に超!超!感激!!
この嬉しさがあるから技術を進化させ続けようと思うんだよね。
今までのスキッディングでは遅いしモーグラーとは名乗る事が自分では
できなかったし何より技術の進歩させるにも
あまりにも高すぎた壁によりここ数年の間技術の進歩が停滞してて
モーグルは大スランプ状態だったんだけど
やっと光明がさしたって感じ。大きな一歩前進やったわ。
この一歩のおかげでやっといろいろ試したい事がいろいろ試せるって感じやわ。
さてこの斜度の緩い人口モーグルコース、
さらなるスピードアップをさせるべく今度は限界スピードを
どんどん上げようと試みました。
コブの頂点から谷に向かって滑る区間において可能な限り
どんどん雪面に加圧させてスピードアップ。
最初は今までとは異次元のスピードののりにかなりビビッたけど
とにかくガンガン加速させて行きました。
スピードがオーバースピード過ぎてコントロール不能に陥ったら
コブの頂点に加圧させたり
両ストックをつくダブルストックによる体軸の建て直し、
片足スキー、リバースターン(コブの頂点から頂点に向かって
滑る事によりフラットバーンを滑るかのような感じで滑れる)などの
リカバリーで立て直すなどして
秒速4ターン付近の速度までかっ飛ばす事ができました。
(琵琶湖バレーの人口コブの条件だからこそできる事なんだけどね)
もう、手足が勝手に動いて反射神経だけで滑り降りるから
非常に楽しい!!
コブの頂点から谷に向かう時に足のかかとを尾てい骨に向かってひきつけて
先端から雪面にあたるようにだけは意識して滑ったんだけどね。
モーグラーらしくなってきたぜぃ!(笑)
(私は基礎系フリーライダーなんだけどね)
しかし、まだスキーの先落としの不十分さと体軸の後傾過ぎる事により
暴走気味な為にエアー後のランディング(着地)の処理が
上手くできずに暴走してしまいコースアウトしてしまう。
これができないとエアーいろんなバリエーションのエアーも試せない。
今後の大きな課題やなぁ。
自然コブの攻略
さて、次は急斜面での自然コブ。
人口コブで身につけたスキーの先落としを意識して攻めるが
どうも物足りない。
何が不満かって板がカービングしない。
人口コブとはコブの形状がスキッディングのラインで溝があるから
意図的にラインを刻んでいかないと対応できない。
そこで思い切ってコブに対してまっすぐに近い角度で入っていくように
して人口コブと同じような感覚で滑れるラインを探し始めた。
すると意外にスキーの先落としができる技術があれば
真っ直ぐコブに向かって突っ込んだほうがコブに板がなじんで
滑りやすい。
フワッフワッフワッといった感じで滑れる。
カービンモーグルをものにできたという感触をつかめた瞬間です。
感激!!(ToT)
まだ、大きく切り立ったコブの溝に対して垂直に突っ込んでラインが不完全な為に
限界スピードアタックを試すにはいたってないが
この辺りが今後の大きな課題となる。
また、深周りから浅周りのラインまでいろんなラインで攻めれるように
ライン取りのバリエーションを増やさなければ
スピードコントロールも不安定なままなので
次回この辺りのトレーニングも積みたいと思う。
しかし、今回やっとモーグルの大スランプから抜け出せた事はかなりの大収穫で
カービングモーグル技術のおかげで今まで半日も滑ったら太ももがパンパンに張って激痛が走ったもんだが
無理な力がかからなくなったので丸一日中コブを攻めても体が持つようになっり
今後は大きな飛躍ができると思うわ(笑)
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