赤倉温泉スキー場とアライマウンテン&スノーパーク


2003年2月12日

先月末、関東出張が終わってから東京発夜行バスで山形県蔵王温泉スキー場に行ってたのですが
高速道路が強風の為通行止めで道は年に一度あるかないかの大渋滞で早朝に着く予定のバスが
夜になってしまい、スキー場まであと20分の所で帰りのバスが出発してしまい
現地に辿り着く事なく途中でバス同士が待ち合わせしてもらって
バスを乗り換えて帰ってきちゃったんですけど(汗)
この崇り神くろが再び今度は新潟県へスキーに行ってきました。

名古屋にていつものトリオが集まって毎年恒例のスキーツアー。

高速では雪の為路面はだんだん白色になっていく。
同行者の熊さんは雪で高速道路閉鎖に会って、長野からの帰路が23時間かかった事があったみたいで
早くも帰りの事を心配しだす。誰とは言わないけど、崇り神も同乗してる事だしね(^^;

赤倉温泉スキー場

1日目は赤倉温泉スキー場で滑る事にして、現地到着。
赤倉温泉スキー場は非常に広く、そのうちの右端のくまどエリア限定チケットだと値段も安くなるので
くまどエリアのチケットを購入。

しかし、かなりのボタ雪でちょっとやる気を削がれる。
残念な事に一部のリフトは閉鎖。
一番の目的のモーグルコースも閉鎖。
開放してる所は斜面の緩い所(最高斜度19度)ばかりでちょっと物足りない。
吹雪の為顔にかかる雪が辛かったり薄着のきたばたけにとっては寒さも苦で
一本滑ってきたばたけは「ホテルに戻る」とか言いだす<おいおい
吹雪の為きたばたけとくまさんは顔にマスクをしていたが
蒸れて苦しいので1、2本滑ると速攻外していた(笑)
しかし、強引にまたリフトに拉致して数本滑るときたばたけは
ホテルに戻ると言って別れた。

他のコースで面白いところはないかと散策開始。
中級コースぐらいならいい場所はあるだろうと思ったのだが
20度までしかない。

どんどん東側のコースに行ってたらうっかり中央エリアに迷い込んでしまって
くまどエリアに戻るには「もしかしてかなり歩かないといけないのか?」
一回券なんぞあるのか・・・、不安になりながらキップ売り場に行ったら
目の前のリフトはくまどエリアのリフト券で使用できる一番端っこのリフトであるのがわかり
「助かった!!」
またまた、一番最初のリフトのあたりまで戻ってきたんだが
最高斜度21度のコースを見つけたので
そこで滑る事に。
もちろんちょっと物足りないんだけど、
新雪がコースの端っこにあってこれは面白かったので、そこで滑る事に。

きたばたけから電話が掛かって来て昼飯を食べる事になり下山。
どうやらなんじゃかんじゃ言ってきたばたけもずっと滑っていた模様。
っで、ゲレ食(ゲレンデサイドの食堂)で食券を購入。
3人共「特盛りカレー(600g)」(爆)
カレーを持ってテーブルに向かうと一人のにいちゃんが
「あれが特盛りカレーか。」と噂するもんでちょっと恥ずかしかった。
後から残りの2人も特盛りカレーを持ってきて、恥ずかしい(^^;

腹いっぱいやぁ、もう食えん!
っで、飯を食うとゲレンデへ。

さっきの新雪のあるコースで何本か滑ると基本的に
斜度は20度代後半はないと物足りないので飽きてきた。

マップでは一箇所上級コースらしきものが書いてあるんだが
入り口がないので何処なのかがわからなかったんだが探す事に。

そのコースは全く圧雪されていなくて誰も滑っていないので
入り口付近は高さ2mの新雪の壁た立ちはだかっていたのだが
きたばたけとは別れて構わずよじ登る。

正直クレパスなんかで落ちたらどうしようと怖かったんだが
スノーボードなら板を外さないといけないから
行く事ができないがここはスキーの特権。
板をはいたままめちゃめちゃ底が深い新雪の中を突き進む。
でも、表面はちょっと固めなのでずぼっと埋る事はない。

斜度は30度ぐらいで最高。
まだ、誰も滑っていない完全なバージンスノー!
正直ひさびさに一本目は斜面にビビリました。
しかし、後ろにはくまさんがスタンバイしてるので後には引けない。
滑降開始!!

「めっちゃ気持ちいい!最高!!!」

思わずニヤけてくる。
斜面は急で雪はめちゃめちゃ深い誰もまだ滑っていない新雪は最高や!
今までスキーして来た中で1,2位を争う最高のコンディション!!

デモンストレーターが滑るテレビでのヘリスキーのシーンと同じようなイメージが脳裏に浮かぶ。

7,8本ぐらい滑っただろうか、さすがに足が筋肉痛になって
名残惜しいが下山する。気持ちよかった〜(^O^)/~

赤倉ホテル

普段はメチャメチャ安いホテルに泊まるか、日帰りなんですが今回はきたばたけの会社の特権を利用して
高級ホテルに泊まりました。
普段16000円するホテル(パック旅行なら19000円の時も有)を1万2千円ほどで宿泊。

滑る前にチェックインしてたんだが、スキーウエアーで体は雪でビチョビチョで
早く着替えたかったんだが、きたばたけは部屋に居ると思い込んで部屋に行ったら
カギが・・・。ドンドン叩いても出てこない。
電話かけると中から電話のベルの音がするので居るはず・・・。
寝てるのか?
電話を部屋に入れたまま風呂に行ったかもしれないと思い
くまさんはフロントにカギを取りに行く。
フロントにはカギを預けてないみたいで渋々くまさんは帰ってきて
再びドンドン戸を叩く。

しかし、どうしようもないので諦めてカギをフロントに人に開けてもらって
内部に侵入。
携帯は部屋にあるがきたばたけはどっかに出ていた(爆)

「まぁ、いい風呂に入ろう!」
っで、着替えて風呂に行こうとしたら「そうや、カギが無い」
仕方なしに部屋で待機してたらきたばたけ登場。
優雅に和菓子(無料)を食いに行ってたとか。

お風呂場への道のりはそりゃ、豪華な作りで妙高山の絵がたくさん飾られていて道も豪勢。
お風呂はもちろん温泉!メチャ広い!
ぷは〜、天国じゃぁ。

でっ、戻ってきて食事の時間までテレビなんぞを見てると
疲れて3人とも寝てしまう・・・zzz

しかし、食事の時間には起きて食事に行く。

食事部屋は別室の個室で座布団は赤、テーブルの上は赤や金で
まるで66歳の米寿を迎えた気分。

日本海の海の幸や特産物なんかもあって非常に豪勢!
りんごのフライはくまさんはどうも苦手らしい。

さすがに量が多くて昼の特盛りカレーのあって
もう腹いっぱい!
非常においしかったです。

っで、部屋に帰って少したつと
無料物にはついつい反応するきたばたけが
もちつき大会が気になっている模様。
腹一杯なのに何度も餅つき大会の話をするので
ちょっと時間は遅かったが着いて行く事に。
(くまさんは冬眠中なので部屋でお休み)
餅つきは終わってたがもちをもらって食べていると
なんと手品ショウが始まってしまった(爆)
するとその場に居た人はとっとと立ち上がって出て行く。
俺ときたばたけは来たばかりでまだ餅を食べてる所で
出て行けない。
さすがに俺ときたばたけだけが客席に居た時は
もうピンチの局地。
俺らだけが手品ショウを見てあげないといけないのか・・・(^^;
フロントの方が他に夫婦1組と子供さんと親が他に連れてこられた。

しかし、宴会芸レベルの手品で手際が悪くて8割はトリックがバレバレ。
見てるほうが赤面する。
実は幼稚園の時、手品師が幼稚園でショウをやってるのを見て
「俺は手品師になるんや!」と心に決めた時があったが
きたばたけに「手品にはまった事あったなぁ」と言われて思い出した。
しかし、ほんとあれは見てる方が恥ずかしい。
例えば棒の色を変える時もポチッとボタンを押す音が聞えてシュルシュルと
回転しながら白い物が移動しているのが見えたり・・・。
もう、苦笑していましたわ(笑)

ARAIマウンテン&スノーパーク

2003年2月13日

早速頂上のメインステージで滑る。最高斜度は30度で2km弱のメチャメチャ長い圧雪コース。
これは滑り応えあります。
カービングターンでがっちり雪面を足で捉えながら高速でかっ飛ばす。
あまりにも強烈な遠心力が全身を襲い、全身に力が入って歯をグッと食いしばる。
他のスキー場ではこの歯を食いしばるほどの遠心力を全身で
感じながらかっ飛ばす時間が非常に短いんですけど、長いので最高!

しかし、これだけ思いっきりカービングを楽しむと今度は自分の滑りの粗が見えてくる。
俺はカービングの切れ味重視の滑りをしてる為に後ろからくまさんに抜かれていく。
カービングターン中に速度が殺されてしまうのが問題だ。
カービングターンにも2種類あって、カービング+スキッディングターンとカービングがあるんだが
レベルがあがるとどちらも雪面状態に合わせて使いわけるんだが
くまさんのカービング+スキッディングターンに速度が乗るはずの俺のカービングターンが負けたのは
俺の技術的に負があるのは明らか。

俺の欠点
・ターン前半と後半での左右の足への荷重の掛け方の分配方法が悪い。
・ターン前半でもっと前に荷重をかけてやらないといけないが不足している。
・腰の捻りが足りない。

これが解決しないと1級の上のテクニカルプライズは取れない。
次回はもっと速度がのるような滑りを実現させたいと思いますわ。

ここのスキー場のもう一つの魅力はオフピステ(コース外の斜面)も
気象条件により開放している点。
積雪は400cm以上あって木の多くは雪面の下に隠れてしまっている。

そんな中を滑るんだがさすがに皆が滑走しているので
昨日ほど最高のコンディションでは無いが距離も長くて非常に楽しい。
ここでも自分の技術の限界が・・・。
ノンストップで滑りきれる技量がない・・・。
新雪では後傾で滑るのが鉄則なんだが
後傾の傾斜のさせ方に問題があって100%新雪対応の滑りでは
滑れない場所でもあるんだがどんなコンディションでも対応できる
体の傾斜のさせ方、足首の角度なんぞがあるんだけど
あかん、ダメダメでしたわ。

マムシもひっくり返るほどの斜度という事から名づけられた
マムシ返しコースではコブを期待したがコブはなく残念でした。

しかし、一つ自分に自身を持たせてくれたのは
滑った跡が沢山ある起伏が非常に激しいボコボコのコースで
板が雪面に取られるに自分のコントロール下に抑えて滑る事でできたのは
今までの技術の進化が一つ自分に証明できたのがよかったですわ。

帰路

天気も最高で名残惜しいが帰路に。
名古屋に帰ってきてミニに荷物を乗せようとした時気が付いた、
そういえば上着を持って帰ってきた記憶が無い・・・。
カバンの中を探すがやっぱり無い!!
しまった、上着にカギが・・・。
ミニのカギが無い!!!(爆)

まだ近鉄電車はやってるので仕方なしに近鉄で帰る事に、トホホ。
仕事に直切行って終わると速攻また名古屋に戻ってきたさ(泣)

バレンタインだというのに名古屋に行ってきたばたけと悲しくラーメン食ったさっ。
周りはカップルだらけやっちゅーのに。
でも、きたばたけがおごってくれてうれしかったですわ。ありがとう!

でも、往復の9000円は痛い・・・(泣)

それから車で帰ってきたんだがさすがに俺の体内の電池切れで途中
車中で寝ました・・・zzzz。

その時はまだ実は歯医者の日だった事はすっかり忘れて・・・。