ナガレ山古墳

ナガレ山古墳は、奈良県河合町にある、県下最大の規模の馬見丘陵公園の中にあり、特殊な方法で
復元された古墳。被葬者不明。公園内には他にも多くの古墳がある。

 まだ新しい碑

何が特殊かというと、下のように半分な復元をしているのだ。
半分は葺石による古墳造営当時の様子を、半分は今の(樹木は取り払った)様子を。

葺石の方には、円筒埴輪を並べている。前方部より。
 

半分は、緑が美しい。これも前方部より。

玄室のあった前方部分から、後円部分を。ここは全部固めている。
後にも玄室に入れるよう、鍵?がついていた。

後円部分から、前方部分を見下ろす。
不思議な感じだ。また、街のほうが遠くまで見えて見晴らしがいい。

飾られた円筒埴輪は、地元の人達の手作りなのだ。日付が刻んである。(知ってたら参加したかった・・・)
 

実は、すべての埴輪は手作りではない。上の白い方のはプラスチックのような感じで、たたいてみるとすぐ
わかる。これを知ってる人は少ないかもしれないので、機会のある人はぜひ見比べてみましょう。

後円部を見上げる。右の画像、上に人影があるので結構高いことがわかる。
 

とてものんびりとした公園で、古墳の説明をした小さな展示館もあって、個人的に好きな所。
駅も離れていて、不便なところがまたよかったりする。