系図 緑字は皇后、青字は次代天皇
※沙本毘売命は後に第十一代垂仁天皇の妃となる
※比婆須比売命(氷羽州比売命)は後に垂仁天皇の皇后となる
※息長帯比売命は後に第十四代仲哀天皇の皇后(神功皇后)となる
御陵は伊耶河の上にあり【古事記より】 宮内庁比定地は奈良市油阪町
奈良市でも人通りの多い、三条通。春日大社への参道でもあるが、映画館やゲーセンもあり、観光客と地元の若者も入り混じる通り。撮影日も春休み中の快晴とあって、人が多かった。
フラッシュたけばよかった。影で見えない
通行人は多いが、御陵を見に行く人は誰もいない。観光客も興味がなさそうだ。
驚いたことに(?)ここには事務所に人がいた。・・・なんか食べてる。(←ええやろ)
ここまで近づくと、通りのにぎわいからは隔離されて静かなものである。
柵からカメラをつっこんで撮影。事務所の人に怒られるかな、とちょっとドキドキ。
結局何も言われなかった。
入り口に戻ろうとすると、事務所から人が出てきた。・・・くまでみたいなのを持って、落ち葉を集め出した。
・・・お役人というよりは、庭師・・・?
開化天皇は、欠史八代の最後の天皇。古事記は、活躍など載せずに系譜ばかりを書き連ねている。後の垂仁天皇との関連、また有名な神功皇后につながる系譜なので、孫の孫の・・・まで載せているのだ。
いったい、どういう天皇だったのだろう。
などと思いながら通りに出たところで、一人の観光客が案内板を見て、子供に向かって言った。
「開化や、開化!」
子供に、これは何かと尋ねられたのだろう。
・・・というか、その一言で説明(?)は終わった。ええけど。
開化、開化ってなれなれしいなー、知り合いかい!と突っ込みたくなったが、私も知り合いというわけではないので突っ込みはできなかった。