28日の夜、帰省するハズだったのに、実家のゲンタ(犬)は27日夕方に天国にいっちまいました。 老衰…というよりなにか毒を摂取したらしく。。。 そもそももうすぐ14歳という高齢だったので、毒には勝てず、あたしのことも待てず。 27日の夕方、一報をきき急いで実家へ。 シーツにくるまれたゲンタは、毛つやといい、体格といい立派な犬そのものでした。 大食漢のくせに10日間くらいご飯をすこしもたべず、毎日点滴暮らしだったのに。
28日朝、シゴトへ。 年末年始のシゴトをやり終え、昼すぎに東京を発ちまた実家へ。 このときばかりは、クソみたいなシゴトを恨みました。 このクソみたいなシゴトはあたしじゃなくてもいい、ゲンタはあたしじゃなければダメなのに!
28日の夕方に火葬にして、ゲンタのふわふわとバイバイしました。 あたしが大好きだった、ゲンタの首回りとか、ゲンタの額から鼻にかけてのカーブとか、ぶっとい腕とかなでなでクンクンして(とはいえ、まさに薬での治療だったのでおおかたのゲンタ臭が損なわれていましたが)炉にはいる直前までなでなでしてお別れしました。
すこーしでも看護したかったな。 ゲンタの食欲がないということを聞いてからのわたしは、神経性のゲリと神経性の食欲不振。 でも少し、ゲンタと体調がリンクしていることが、少しだけうれしかった。 直接看護できないかわりに、すこしでも辛い気持ちをわかちあいたかったのだ、ゲンタ当人ほどではないのだけど。
でも出来れば、病気で苦しまないで、(特に毒なんかたべないで!!←なんだか投げ込まれたらしい)すーっと眠るようにいってほしかったな、もっとそばにいたかったな、すっごくかけがえのない存在だったな、とかいろいろ考えて、まだ少し涙が出ます。
家族全員でゲンタのホネを拾って、人間と同じサイズの骨壺に入れました。 腕のホネなんかは、すっごくぶっとくてこの手でお手をしてたのかとおもうと、本当にシッカリしたヤツだったんだなとか思いました。 死んじゃってから抱き上げたときも、30キロもある体重だったので、ゲンタの命の存在と、ゲンタの身体の存在の大きさがひしひしと。
食欲がなくなって、衰弱してからは、ゲンタは玄関にいました。
数日たったいまでも、玄関にくるとゲンタ独特のにおいがします。 ゲンタのブラシに残った毛を、こっそりビニール袋にいれてとっておきました。 それからゲンタのちいさいホネは、家族4人でそれぞれ小さいカプセルに入れて、お守りにすることにしました。
大きなホネは、あったかい春になったら庭にうめることにします。 13年間、本当にありがとう! ちょーすきすきすきすき、だいすきだったぜ!
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